日本はタイの幼児教育の環境整備支援、校舎建設へ無償資金協力

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画像提供:在タイ日本大使館
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日本政府は、タイのシーサケット県ニコム3(グロムプラチャーソンクロ)学校における幼児教育の環境整備を支援するため、校舎建設計画への無償資金協力を実施する。

タイのニコム3(グロムプラチャーソンクロ)学校は、東北部のシーサケット県クカン郡に所在し、幼稚園3学年、小・中学年の計12学年に対して教育を行っており、生徒316名・教職員21名が在籍している。人口数が少ない僻地にある同校は、幼稚園と小学校に中学校が併設されているが、学級数に見合った教室数が確保されておらず、一部の小学生たちは雨漏り、雨の吹き込みがひどい臨時教室で授業を受けており、幼児教育にも小・中学生と同じ校舎が使用されているが、小中学生の教室から聞こえる雑音により、幼児の心身の発育・発達への影響が懸念されていた。

そのため、日本政府は、同校の要請を受け、幼児教育用の校舎1棟を整備することにより、小学・幼児教育における劣悪な状況が改善できると判断し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を決定した。今回実施する支援では、「シーサケット県ニコム3(グロムプラチャーソンクロ)学校における幼児教育のための校舎建設計画」を支援するため、総額2,715,000バーツが供与される。

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