タイ・バンコクで非常事態宣言、反政府デモ激化で

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タイ政府は、首都バンコクを対象とした非常事態宣言を10月15日に発令した。

タイのバンコクでは14日に、首相府周辺で民主化を求めるデモやプラユット政権退陣を求めデモが行われており緊張が高まっていた。そのためタイ政府は、5名以上の集会などを禁ずる非常事態宣言を発令した。

今回発令された決定事項は、「5名以上、もしくは治安の不安定化を誘発するような集会もしくは会合の実施を禁ずる」「虚偽もしくは人々を恐れさせる、もしくは事実を意図的に曲げて誤解を招くような情報の書籍・印刷物・電子媒体といった各種方法での流布を禁ずる」「本件非常事態宣言の責任者が定める、道路・車輌・交通機関といった方法での移動を禁ずる」「本件非常事態宣言の責任者が定める、施設・場所への進入または使用を禁ずる」などとなっている。

なお、一部の団体では、この非常事態宣言が発令されたにも関わらずに、ラチャプラソン交差点に集まるように呼び掛けている。

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