自衛隊がタイの「多国間共同訓練コブラ・ゴールド20」に参加

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防衛省の統合幕僚監部は、自衛隊が「多国間共同訓練コブラ・ゴールド20」に参加することを発表した。

自衛隊がこの訓練に参加する目的は、「自衛隊の国際平和共同対処事態における協力支援活動、在外邦人等の保護措置等に係る統合運用能力の維持・向上を図り、参加各国との連携の強化及び相互理解の増進を図る」こととなる。なお、自衛隊は、平成17年からコブラ・ゴールドに参加しており、本年は16回目の参加となる。

この訓練は1月26日から3月9日まで実施される。訓練に参加する国は、ASEANのタイ・インドネシア・マレーシア・シンガポールと、日本・韓国・中国・米国・インドとなる。訓練が実施される場所は、タイとなる。

日本から訓練に参加する者は、統合幕僚監部からは、内部部局、情報本部、自衛隊指揮通信システム隊、統合幕僚監部の約40名となる。陸上自衛隊からは、陸上幕僚監部、陸上総隊、東北方面隊、中部方面隊、警務隊、自衛隊中央病院の約140名となる。海上自衛隊からは、自衛艦隊の約10名となる。航空自衛隊からは、航空幕僚監部、航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空警務隊、航空中央業務隊、航空自衛隊補給本部の約50名となる。

実施する訓練は、「指揮所訓練」として国際平和共同対処事態における協力支援活動、在外邦人等の保護措置及びサイバー攻撃等対処、「実動訓練」として在外邦人等の保護措置、サイバー攻撃等対処及び降下、「人道民生支援」として人道支援・災害救助及び建設、となる。

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