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福岡県では、外国人旅行者が県内で被災した直後に必要となる各種交通機関の運行情報や災害情報の入手先などの情報をコンパクトにまとめ、英語・中国語・タイ語など対応している「外国人旅行者のための防災リーフレット」を作成したことを発表した。
日本国内では、今年の9月20日にラグビーワールドカップが開催され、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、日本への関心が高まり外国人旅行者の増加が見込まれている。そのため福岡県では、外国人向けの「外国人旅行者のための防災リーフレット」を作成した。
このリーフレットはA4の1枚を8ページに分割して、8つ折りにしてポケットや財布に携帯してもらえるレイアウトに工夫している。また、このリーフレットをホテルや旅館のチラシや観光地のマップなどの裏面に印刷して活用できるよう、県ホームページに電子データとして公開している。
リーフレットの作成言語は、福岡県への入国外国人数やラグビーワールドカップの福岡会場のカードを踏まえて、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語、イタリア語、フランス語の7言語で作成されている。なお、今後は対応言語を増やしていく予定である。掲載されている内容は、「万が一のときに役立つ指差し会話集」「個人の情報を記入する防災メモ」「災害が起きたときの初動対応の例示」「各種交通機関の運行情報」「災害情報の入手先」「相談窓口」となる。