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日本政府は、タイ王国において新政権が発足したことにたいして、新政権が発足したことを歓迎する旨の外務報道官談話を7月16日付けで発表した。
発表した談話では、日本政府は3月24日に実施された選挙の結果に基づいてプラユット・ジャンオーチャー首相が選出・任命され、7月16日に新政権が発足したことを歓迎するとともに、新政権の下でタイの民主主義と日・タイ関係と地域の平和・安定・繁栄のための両国の協力が更に発展していくことを期待している、としている。
タイでは、2014年5月に軍事クーデターが発生したのちに、約5年2カ月にわたって軍事政権が続いていた。軍事クーデターが発生した直後は、クーデターを主導したプラユット氏は長くても2年以内に民政に戻すと示していたが、その後も何かしらの理由を挙げて民政復帰を延期させていた。今年の3月にようやく総選挙が実施されたことにともない、民政復帰となったが、首相や主要閣僚は軍政時代からの留任が多いことからも、政権の大枠は維持される見込みである。