横浜ゴムは天然ゴム調達最適化のためシンガポールに現地法人設立

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画像:横浜ゴム
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1917年に創業し、タイヤを中心として工業用品・スポーツ用品などの様々な製品を製造している横浜ゴム株式会社は、シンガポールに現地法人「ヨコハマラバー・シンガポール(Yokohama Rubber Singapore Pte. Ltd.)」を設立したことを発表した。この法人の資本金は2,000万米ドルであり、横浜ゴムが全額出資し、5月中旬から本格的活動を開始する予定である。

この発表によると、横浜ゴムでは東南アジア各国から天然ゴムを調達するために、シンガポールに支店を設置し各国から調達してきた。しかし、横浜ゴムグループ全体での原材料調達機能をグローバルに効率化するために、新たにシンガポールに現地法人を設立することとなった。

この会社では、本年度は日本向け天然ゴムの調達業務を実施し、来年度以降は業務範囲を拡大し、日本以外の横浜ゴムグループ海外工場向けにも天然ゴムの調達を実施する。また、天然ゴム以外の原材料調達も現地法人にて実施する予定。なお、シンガポール支店は当面存続し、支店が持っていた機能を新会社へ移行して行く予定である。

【シンガポールに設立する法人(ヨコハマラバー・シンガポール)の概要】
英文社名:Yokohama Rubber Singapore Pte. Ltd.
設立:2015年4月
資本金:2千万米ドル(横浜ゴム全額出資)
業務内容:タイヤ・工業製品用原材料の調達と販売
所在地:シンガポール共和国
代表者:小松 滋夫(非常勤)
従業員数:8名

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