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東芝エネルギーシステムズ株式会社は、シンガポール地下変電所向け変圧器などを受注したことを発表した。
シンガポールでは、政府方針により土地の有効活用の観点から地下も活用した立体的な都市計画が進められている。この方針のもとで計画された地下変電所は経済中心地に位置するため、安全性や環境調和性の観点から、高い信頼性が求められていた。
東芝エネルギーシステムズの変圧器は、自社の浜川崎工場独自の絶縁・冷却・構造設計などの高い技術力によって開発・製造しており、地下変電所に求められるコンパクトさとともに、都市インフラに求められる高い安全性や環境調和性を兼ね備え、国内及びアジア、欧州、北米、豪州の人口密集地の地下変電所に多くの納入・運転実績があった。
そのため、東芝エネルギーシステムズは、シンガポール地下変電所向け変圧器などを受注することとなった。今回受注した機器は、2025年以降に運転開始を予定している東南アジア初となる230kVクラスの都市型地下変電所向けの変圧器(200MVA)3台、変圧器(75MVA)4台となる。