愛知県は、あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジのチャレンジオーナーの募集を開始した。
愛知県は、世界でも先進的なスタートアップ支援の実績を持つシンガポール国立大学(NUS)と「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」を締結していた。この覚書の一環として、『スマートサスティナブルシティ』の実現を目的とした産官学共創型のグローバルプログラム「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ」を昨年度から実施している。
今年度のプログラムでは、3つのテーマ「デジタルトランスフォーメーションによる愛知県の産業発展」「多様なプレーヤーによる、人口減少社会における持続可能な自治体政策モデルの共創」「すべての人が生涯輝き、活躍できる『Well being(ウェルビーイング)な地域づくり』」が設定された。今回は、国内外のスタートアップ等と共に各テーマに沿った課題の解決に取り組む県内企業及び自治体(チャレンジオーナー)の募集が開始された。
「デジタルトランスフォーメーションによる愛知県の産業発展」に関するキーワードは、インダストリー4.0、CASE、MaaS、IoT、ICT、AI、VR、AR、DX、ブロックチェーン、ロボティクス、ディープテック、デジタルプラットフォーム、自動化などとなる。
「多様なプレーヤーによる、人口減少社会における持続可能な自治体政策モデルの共創」に関するキーワードは、社会保障の維持、地域経済振興策、空き家問題、介護問題、地域のレジリエンス強化、デジタルガバメント、社会インフラの維持、地域通貨、関係人口の創出、観光イノベーション、交通安全、防犯、名産品のブランディング、地場産品のグローバル展開、ニューノーマルな生活、商店街の活性化などとなる。
「すべての人が生涯輝き、活躍できる『Well being(ウェルビーイング)な地域づくり』」に関するキーワードは、格差是正、人間に平等な機会、人間らしい豊かな生活、食料、エネルギー、教育、ベーシックインカム、身体的・精神的健康、健康長寿、健康経営、いじめ撲滅、DV撲滅、地域の助け合い、女性活躍、外国人活躍、社会福祉、インクルーシブ、サーキュラーエコノミー、地球環境保護、脱炭素、市民参加型などとなる。