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日本の茂木敏充外務大臣とシンガポールのビビアン・バラクリシュナン外務大臣は、「日・シンガポール外相会談」を22日に開催した。
ビビアン・バラクリシュナン外務大臣は、G20愛知・名古屋外務大臣会合出席のため訪日中であり、この機会をいかして茂木外相との会談が実施されることとなった。なお、ビビアン外務大臣は、日本の河野太郎防衛大臣への表敬訪問も同日中に実施している。
会談では茂木大臣から、シンガポールのリー首相から福島県産食品に対して残る輸入停止措置解除の方針を表明いただいたことを歓迎する旨を述べるとともに、二国間関係に関しては基本的利益や考え方を共有するシンガポールは日本にとって重要なパートナーであり、日シンガポール協力の象徴的なプログラムである『21世紀のための日本・シンガポール・パートナーシップ・プログラム(JSPP21)』を引き続き発展させたいとの旨を述べた。
バラクリシュナン大臣からは、日本の食品に対する安全措置への信頼に基づいてリー首相は輸入停止措置解除の方針を表明した旨を述べるとともに、TPP11、RCEP、日米貿易協定などにおける茂木大臣のリーダーシップに敬意を表する旨が述べられた。