環境省はシンガポールでアジアの温室効果ガスの意見交換

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日本の環境省は、国立研究開発法人国立環境研究所とシンガポール共和国国家環境庁とともに、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第17回会合(WGIA17)」を7月30日から8月2日にかけてシンガポールで開催したことを発表した。

このワークショップは、アジア地域諸国の温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)の精度向上と地域の協力関係の促進を目的として開催されたものである。この会合に参加した者は、WGIA参加国でありASEAN地域のブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、とモンゴル、韓国、中国、日本と、国際機関などからの合計89人となる。

ワークショップでは、『オープニングセッション』『インベントリの各分野に関する相互学習』『非附属書 I 国における国別報告書(NC)、BUR の進捗について』『IPCC2019 年方法論報告書について』『非附属書 I 国からの F ガスの排出について』『国家 GHG インベントリのデータとパリ協定における透明性枠組のためのシステムについて』の議題で進められ、分野別に実施した相互学習において、相手国の方法論に加えデータ収集や品質管理・品質保証を含む国内体制の改善状況など、実施国のインベントリ改善につながる成果が得られた。

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