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在シンガポール日本大使館や在フィリピン日本大使館は、現地において、礼拝場などの人が多く集まる場所への自爆攻撃が発生する可能性が高まっているとの情報があるため、現地に在留する邦人に向けてテロに気を付けるように注意喚起している。
これらの大使館では、テロに対しては、「最新の関連情報の入手に努める」「現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める」「やむを得ず、テロの標的となりやすい場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う」などの対応を行うように呼び掛けている。
なお、テロの標的となりやすい場所の例には、日本を含む欧米等関連施設、レストラン、ホテル、公共交通機関、市場、観光施設などの不特定多数が集まる場所、軍、警察、治安関係施設をはじめとする政府施設や、モスク、教会、寺院等の宗教関係施設などをあげている。