このページの所要時間: 約 0分56秒
フィリピンのロドリゴ・ロア・ドゥテルテ大統領は、2022年5月に実施される大統領選における副大統領候補に出馬することを発表した。
フィリピンでは、2022年5月に大統領選と同時に副大統領選も実施される予定である。フィリピンでは、大統領の任期は6年となり、再選は禁止されている。そのため、フィリピン与党のPDP-Labanでは、ドゥテルテ大統領に対して、副大統領候補として出馬することを打診し、ドゥテルテ大統領は打診を受諾した。
与党における大統領候補は、来月に開催される党大会で公表される見込みである。最有力候補としてはボン・ゴー上院議員などの名前があがっているが、ドゥテルテ大統領の娘のサラ・ドゥテルテ・ダバオ市市長も名前があがっている状況である。そのため、一部メディアは、親子で大統領・副大統領を占めることを狙っているとの指摘もされている。
そのため、ドゥテルテ大統領は、これらの指摘を念頭に、娘のサラ・ドゥテルテ・ダバオ市市長が大統領選に出馬する場合には、自身の副大統領選への出馬を取り下げる方針であることを述べている。