国際協力銀は日系の土木建設機械レンタル企業のミャンマー展開を支援

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日本の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日系企業である株式会社キナンのミャンマーにおける事業展開を金融面から支援するため、株式会社三重銀行との協調融資を実施することを発表した。

株式会社キナンは、和歌山県に本社を構え、大手ゼネコンや地場の土木建設業者等の幅広い取引先に対して土木建設機械のレンタル・販売・整備事業等を行う、1981年設立の中堅企業である。このキナンは2015年に初の海外拠点としてミャンマー連邦共和国に現地法人「MYANMAR KINAN COMPANY LIMITED(MKC)」を設立し、ティラワ経済特区周辺の工事現場における土木建設機械のレンタル・整備事業の拡大を図っていた。そのためJBICは、このキナンの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するため、キナンへの融資を行うことを決定した。

今回実施される融資は、「成長投資ファシリティ」を活用するものであり、株式会社三重銀行との協調融資により、総額で1,950千米ドル相当の融資が行われる。融資される資金は、キナンのミャンマー現地法人MKCが、ミャンマーのヤンゴンにおいて土木建設機械のレンタル・整備事業を行うための設備の購入などに充てられる。

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