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日本の防衛省・自衛隊は、ミャンマーにおける能力構築支援事業として、1月末に潜水医学セミナーを開催したことを発表した。
防衛省・自衛隊は、自身が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援する『能力構築支援事業』を行っている。ミャンマーに対しても能力構築支援事業を行っており、2018年は人道支援・災害救援、日本語教育に関する教育環境整備、航空気象、潜水医学、2019年は日本語教育に関する教育環境整備、航空気象に関しての支援を実施しており、今回は潜水医学に関する支援が実施されることとなった。
今回実施された潜水医学セミナーは、1月28日にヤンゴンのミャンマー国軍第2病院で行われた。日本から派遣された要員は、防衛省国際政策課員1名、海上自衛隊医官2名、潜水士1名の合計4名となる。支援対象はミャンマー国軍の軍医官・ダイバーなどの約30名となる。セミナーでは、潜水医学に関する症例が発表され、ディスカッションを通じて理解の促進が図られた。