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日本の防衛省・自衛隊と外務省は、ミャンマー連邦共和国の国軍司令官のミン・アウン・フライン陸軍上級大将が、防衛省招へいにより訪日中であることを発表した。
今回のミン・アウン・フライン陸軍上級大将の来日は、日本の統幕長招待による訪問となる。来日中は、外務省と防衛省などへの訪問を行い、栄誉礼・儀じょう、統幕長表敬、部隊研修などを行う予定である。
ミン・アウン・フライン国軍司令官は10月9日に茂木大臣との会談を実施した。茂木大臣からは、日本は引き続きミャンマーの民主的な国造りを全面的に支援していき、ラカイン州情勢については国連の協力の下で避難民帰還のための環境整備を目に見える形で早急に進展させること、人権侵害疑惑に対し適切な措置を取ることが重要と考え、ミャンマー国軍の協力を期待したいとの旨などを述べた。ミン・アウン・フライン国軍司令官からは、日本の支援に謝意が示された上で、ラカイン州における避難民帰還に関してはミャンマー国軍・政府共にミャンマー国内の居住実績がある者については審査の上受け入れる用意があるとの旨が述べられた。