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日本政府観光局(独立行政法人 国際観光振興機構:JNTO)は、海外における訪日プロモーション事業の拡充・高度化を図るために、マレーシアにクアラルンプール事務所を開設した事を発表した。
日本政府は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、2020年までに訪日外国人旅行者数を4千万人まで増加させるという目標を掲げている。この目標を達成させるため日本政府観光局は、海外における訪日プロモーション事業を拡充させるために、マレーシアにクアラルンプール事務所を開設した。このクアラルンプール事務所開設により、JNTOの海外事務所は17カ所目となる。
このクアラルンプール事務所では、マレーシアにおける訪日旅行促進を図るため「訪日旅行の市場分析とマーケティング」「日本向けツアーの現地旅行会社による企画・販売の促進」「現地メディアを通じた広報活動」「旅行業界・消費者への情報発信」などの業務を実施していく。マレーシアの訪日旅行者数は2016 年に約40万人となり、過去最高を記録している。この旅行者を更に増加させるため、今後はマレーシアの人口の約 6 割を占めるムスリム層に向けて、安心して訪問する事が出来る食事・礼拝環境等の情報を発信していく方針である。