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ナジブ首相は6月12日の議会にて2014年第1四半期の経済成長率は6.2%であり、第2四半期もこの成長率を維持出来る見込みであると述べた。
2014年度の最終的な経済成長率は5%の見込みであり、国際通貨基金(IMF)による2014年経済成長率予測の5.2パーセントとほぼ同じである。
マレーシアとしては、2012年第4四半期以降に記録された最高の経済成長率である。
第一四半期の好調な成長率の主な要因は以下であるとマレーシア政府は分析している。
・迅速な外国投資の導入
・弾力性のある銀行システム、
・強力な外貨準備高
・低失業率
・多額の国内貯蓄
・民間投資の増加
2014年第1四半期の経済成長率6.2%はアセアンの他の国(フィリピン:5.7%、インドネシア:5.2%、シンガポール:5.1%、タイ:パーセント:-0.6%)よりも良好であった。
マレーシア政府は、更なる外国投資を積極的に誘致し投資家へはインセンティブを与えると明言しているため、マレーシアの経済成長は今後も続いていく見込みである。