このページの所要時間: 約 0分47秒
日本の総合商社である三菱商事株式会社は、マレーシアにおけるLNG事業の権益延長と再参入を行うことを発表した。
三菱商事によると、マレーシアLNGは全部で9つの天然ガス液化系列で構成されており、LNGの生産能力は合計2,930万トン/年と世界最大規模を誇るLNGプロジェクトとなっている。現在、同プロジェクトで生産されるLNGの内、約1,000万トン/年が日本に供給されており、単一拠点としては世界最大の本邦向けLNG供給量を誇っている。
今回、三菱商事は、マレーシアの石油及びガスの供給を行う大手国営企業であるペトロナスとの間で、9つの天然ガス液化系列のうちの第4-6系列をDuaの権益延長、並びに第7-8系列のLNG Tiga(ティガ)事業への再参入に関して合意した。
三菱商事は、今後も日本を始めとするアジア地域へのLNGの安定供給に貢献していく方針である。