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日本の環境省は、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第21回会合(WGIA21)」を7月9日から12日にかけて、マレーシア・プトラジャヤで開催したことを発表した。
この会合の主催者は、マレーシア天然資源・持続可能性省(NRES)、日本国環境省(MOEJ)、国立環境研究所(NIES)温室効果ガスインベントリオフィス(GIO)となる。参加した者は、132 名(ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、日本、バングラデシュ)となる。
会合では、温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)の相互学習を行うとともに、途上国が提出した国別報告書(NC)及び隔年更新報告書(BUR)に含まれる最新の温室効果ガスインベントリに加え、パリ協定における強化された透明性枠組(ETF)に基づく新たな報告形式について議論を実施した。また、ETF におけるインベントリ報告ツールの使用方法のハンズオントレーニングを行ったほか、ETF への移行に伴う土地利用、土地利用変化及び林業(LULUCF)分野の報告課題について議論などを実施した。