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航空自衛隊は、マレーシア空軍司令官アスガル大将からの招待に応じ、航空幕僚副長の小笠原卓人空将がマレーシアに5月23日から24日にかけて出張し、ランカウイ国際海洋航空宇宙展示会(LIMA23)及び空軍参謀長等会同(ACC)に参加したことを発表した。
マレーシアに訪問した空将は、豪空軍本部長、マレーシア空軍副司令官、ニュージーランド空軍司令官、米空軍第11空軍司令官、フィリピン空軍監察官、英空軍第2航空団司令、タイ空軍サイバーセンター長との会談を行い、日本と各国がインド太平洋地域における安全保障上の問題認識を共有していることを確認し、今後の防衛協力・交流等について幅広い意見交換を実施した。
航空自衛隊の見解によると、ASEAN諸国と日本は2023年に友好協力50周年の節目を迎え、インド太平洋地域の平和と安定、発展と繁栄のために協力関係を築いてきた重要なパートナーであるとして、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)のための新たなプラン」に基づき、マレーシア空軍をはじめとする普遍的価値を共有する国々との防衛協力・交流を積極的に推進していく方針であることを表明している。