三井物産等がマレーシアの機能性食品容器の製造・販売企業の株式取得

スポンサーリンク




このページの所要時間: 19

日本の総合商社である三井物産株式会社と食品容器製造大手の株式会社エフピコは、東南アジアを中心に機能性食品容器の製造・販売を行う「リースーンセンプラスチックインダストリイズ(LSSPI社)」の全株式を取得することを発表した。

LSSPI社は、マレーシア最大手の機能性食品容器製造会社であり、製品設計や金型作製を含む一連の製造工程を全て自社で完結でき、自社物流による配送能力を有しており、販売面も、食品メーカーや包装資材ディーラーを中心に多くの優良顧客を抱え、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、フィリピンなど、東南アジアを中心に販売している。

三井物産とエフピコは、LSSPI社の全株式を親会社であるマレーシアのSCGM Bhd.(エスシージーエム)より取得することに合意し、株式売買契約を締結した。総取得価額は約160億円、三井物産の出資比率は60%、エフピコは40%となる予定である。

三井物産とエフピコは、自社の東南アジア地域における出資・提携先を活用した販売拡大と生産効率向上ノウハウや各種製品開発技術を導入することにより、安全・安心と市場ニーズに対応する形で環境にも配慮した製品開発を行い、LSSPI社の更なる成長と、食品容器を通じたアジアの食生活やその利便性向上による豊かな社会を創造する企業に向けて取り組んでいく方針である。

スポンサーリンク


関連カテゴリ マレーシア
関連タグ

マレーシア関連ニュース

マレーシア関連登録情報