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マレーシアのワクチン供給特別委員会は、ワクチン接種に関する計画を発表した。この計画では、自国民を優先するが、マレーシアに居住する全ての外国人にも無料でワクチンを提供し、不法滞在の外国人にも無料提供する方針である。
ワクチン供給特別委員会の発表によると、昨日会合した閣僚らは、今月末に開始される国家ワクチンプログラムにおいて、マレーシアに居住する全ての外国人にも無料でワクチンを提供することで合意した。ただし、ワクチンを与える優先順位は、まずはマレーシア国民であり、外国人向けのワクチン情報やスケジュールは後日発表されることとなっている。
カイリー・ジャマルディン科学技術・イノベーション大臣の2月11日のTwitterによると、マレーシアに居住する外国人は、国家ワクチンプログラムの下でCOVID-19ワクチンを無料で接種することが決定されている。この決定には、外交官、駐在員、学生、外国人の配偶者と子供、外国人労働者、UNHCRカード所持者も含まれる。また、不法滞在の外国人に対しても、原則としてワクチンを無料で提供する方針となっており、ワクチン供給特別委員会では、これをどのように実施するかについてさらに議論する予定であり、州政府、外国大使館、NGOに支援を求める予定であるとしている。