マレーシアは全ての外国人留学生の入国禁止、感染拡大防止を優先

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マレーシア入国管理局は、既に入国管理局から入国許可を取得した者を含めて、全ての外国人留学生の入国を、12月31日まで許可しないことを発表した。

マレーシアでは、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、感染拡大防止の取り組みを進めていた。この取り組みの一つとして、マレーシア高等教育省が高等教育機関に対して、別途発表があるまで対面授業の開始を延期し、登録手続及び授業をオンラインで行うよう勧告する旨を10月2日に発表していた。この発表に伴い、マレーシア入国管理局からも、既に入国管理局から入国許可を取得した者を含め、新規及び既に学生パスを有するすべての外国人留学生の入国を12月31日まで許可しない旨を発表した。

マレーシア政府では、9月中旬には、母国に帰国していた外国人留学生の再入国の申請を受け付けていたが、感染拡大を考慮して、全ての外国人留学生の入国を認めない方針に変更となった。なお、留学生がすでに手配してしまった航空券などに関しては、マレーシア政府などからの働きかけもあり、一部の航空会社は追加料金なしでの日程変更を受け付けることを発表している。

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