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在マレーシア日本大使館は、クアラルンプール日本人墓地の敷地内に建立された日本人慰霊碑の除幕式に大使が出席した事を発表した。
この日本人慰霊碑除幕式は2日に実施され、日本マレーシア友好議員連盟会長・日マレーシア協会理事長と理事が日本からの来賓として参加した。また、マレーシア各地の日本人会の代表者等も出席した。大使は挨拶の中で、本慰霊碑の建立に支援をいただいたすべての人々に対して謝意を表し、この地に眠る数多くの先達の慰霊を通じてその足跡を記憶にとどめていくことの意義に関して述べた。
日本政府では、先の大戦による戦没者310万人等への慰霊と平和の思いを込めて、昭和46年以降から、各地で戦没者慰霊碑の建立を進めている。昭46年に「硫黄島戦没者の碑」を建立した後に、「比島戦没者の碑」「ビルマ平和記念碑」「ニューギニア戦没者の碑」「ボルネオ戦没者の碑」「第二次世界大戦慰霊碑」「インド平和記念碑」「樺太・千島戦没者慰霊碑」などを各地で建立している。