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日本の海上自衛隊は、マレーシア海軍との相互理解と友好親善の深化及び海上自衛隊の戦術技量の向上を目的として、5月12日に親善訓練を実施した事を発表した。
親善訓練が実施された場所は、ペナン周辺海域となる。海上自衛隊側の参加した兵力は海上自衛隊の第8護衛隊となり、1等海佐が司令を務める護衛艦「きりさめ」が参加した。マレーシア海軍側からは小型フリゲート「JEBAT」が参加した。実施した訓練内容は、洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準であるCUESを使用した訓練を含む通信訓練と戦術運動・PHOTO EX・パーソナル・エクスチェンジとなる。
近年の海上自衛隊は、マレーシア海軍との交流を積極的に実施している。今年の3月にもマレーシア海軍主催の国際観艦式とマレーシア海軍主催の多国間海上演習に参加し、第6護衛隊司令が指揮する護衛艦「てるづき」を派遣していた。2月にもマレーシアのアフマド・カマルザマン海軍司令官が日本に訪問しており、海上自衛隊の司令官や日本政府高官との交流を実施していた。