日本・ラオス首脳会談、上水道整備の支援を決定

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画像提供:内閣広報室
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日本の安倍晋三総理大臣はアセアン関連首脳会議への出席のためにマレーシアへ訪問しており、この訪問中にラオスのトンシン・タンマヴォン首相(Thongsing THAMMAVONG)と日本・ラオス首脳会談を実施したことを日本の外務省は発表した。

この会談では、両者は「戦略的パートナーシップ」の関係の下で両国の協力関係が強化されており、今後も協力関係を続けていくことで合意した。
安倍総理からは、日本政府は水力発電所の建設などの現地の住民や環境に配慮した質の高いインフラ投資を推進していることが説明され、約100億円の円借款供与によりラオスの首都ビエンチャンにおける上水道を整備するプロジェクトなどを通じて、今後もインフラ強化に協力していきたい旨が伝えられた。
トンシン首相からは、この上水道案件の支援に対して感謝の意が伝えられた。また、日本政府がASEANへ戦略的に協力していることに関しては高く評価するとともに、来年のASEAN議長国を務めるラオスへの支援が引き続き実施されることを期待する旨が述べられた。

また、会談では日本で安保法案が成立したことが話題にあがり、トンシン首相は「日本政府が戦後一貫して他国と異なり武器の使用に厳格な基準を設けていたことは理解している。今後もこれまで同様に、地域と国際社会の平和に貢献してほしいと思っている。日本にとっての利益は、国際社会にとっても利益であると考えている。」という旨の見解が述べられた。

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