世界銀行はラオスの電力改善・健康改善・インフラ整備を支援

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画像提供:世界銀行
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世界銀行はラオスの貧困削減対策の支援を実施しているが、更なる貧困削減を実施するため、電力効率改善・女性と子供の健康改善・学校や道路などの各種インフラ整備を行うことを目的とした3つのプロジェクトによる支援を実施することを発表した。

今回実施される3つのプロジェクトは、世界銀行の国際開発協会(IDA)で6月23日に承認されており、6,800万米ドルの資金融資が行われる。
3240万米ドルが、電力網整備事業、配電網の効率と信頼性を向上させるためのプロジェクトに投入され、ビエンチャン地区の電力網を改善する。
2640万米ドルが、女性と子供などの保健・栄養開発改善プロジェクトに投入される。このプロジェクトでは、ラオス政府の無料の母子保健サービスのサポートを通じて、女性と子どもの健康を改善することを目指す。
1160万米ドルが、学校・診療所・道路などを整備するプロジェクトに投下される。このプロジェクトでは、各種インフラを整備し、施設へのアクセスを改善し、同時に水インフラも整備を行う。なお、このプロジェクトにはオーストラリア政府から追加で240万米ドルの支援が行われる。

今回の支援に対してラオス財務省の副大臣は「今回の3つの支援プロジェクトは、ラオス政府の国家社会経済開発計画の重要な構成要素であり、ラオスの貧困削減に貢献するものである。」と述べた。

世界銀行のカントリーディレクターは「ラオスはこの15年の間で貧困を削減する事に成功し、多数の地域に電気をもたらすことに成功している。しかしながら、今後もラオスの貧困削減を支援する必要があり、ラオス政府も我々の支援の継続を喜んでいる。」と述べた。

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