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若宮健嗣外務副大臣は、ラオスの首都ビエンチャンを10月4日から6日にかけて訪問し、ASEAN元日本留学生評議会の総会への出席、ラオスの外務大臣・外務副大臣との会談、無償資金協力の署名式などに参加した。
第25回ASEAN元日本留学生評議会(ASCOJA)総会には、5日に出席した。ASCOJAは、1977年に設立されたアセアン各国の元日本留学生協会の連合体組織であり、アセアン各国の元日本留学生協会が持ち回りで年一回総会を開催している。今回は第25回目となる総会が開催されることとなり、総会のテーマである2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けた日本とASEANの協力について活発な議論が行われた。
若宮外務副大臣は、サルムサイ外務大臣とトンパン外務副大臣と会談を実施した。会談では、日ラオス関係を戦略的パートナーシップの下で今後も着実に発展させていくことを確認し、そのための具体的な取組を取り上げた。トンパン外務副大臣との会談後には、「ルアンパバーン市上水道拡張計画」に関する無償資金協力の実施にかかる交換公文への署名が行われた。また、会談においてラオス側からは、今までの日本の支援に対する高い評価と謝意が表された。