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世界銀行はラオスの貧困対策を継続して支援してきたが、貧困対策には貧困者への継続した雇用を与えることが必要と判断し、中小企業への融資の支援を行うことを世界銀行は8月14日に発表した。この中小企業への融資の支援に加えて、中小企業が継続して事業を行えるためにも、主要産業の水力発電や鉱業産業への支援も合わせて行うことも発表した。
今回の中小企業への融資と水力発電や鉱業産業への支援の合計額は、4,000万米ドルとなる。今回の支援が実施されることにより、中小企業は従業員を雇用しやすくなり、現状では貧困にあえいでいる多数の人達が職につき給与を得ることが可能となり、貧困を脱することが可能となると想定される。
ラオスの財務副大臣は、今回の支援に対しては感謝の意を表すとともに、ラオスの経済状況を改善するために今後も世界銀行と共同で様々なプロジェクトに取り組んでいく事を表明している。