新日鉄住金ソリューションズはインドネシアにおける開発体制強化

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画像:SAKURA社のHPより
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新日鉄住金ソリューションズ株式会社は、インドネシアへ進出した日系企業(鉄鋼・自動車・同部品・電機等の製造業、サービス業、金融業などを実施する)に対するITサービスを提供するため、昨年8月にインドネシアにNSIDN社を設立していたが、この開発体制を更に強化するためインドネシアのIT企業の株式を取得したことを7月1日に発表した。

日本企業は成長著しいインドネシアへの進出を積極的に実施しているが、進出先のインドネシアにおいても日本と同程度のITサービスを望む企業が多い。そのため、日系IT企業もインドネシアへ相次いで進出しており、新日鉄住金ソリューションズは既にインドネシアに進出していたが、インドネシアへ進出企業が更に増加しているため、現状の開発体制を強化する必要に迫られたため、今回の株式取得が行われた。

今回の株式取得は、新日鉄住金ソリューションズのインドネシア子会社のNSIDN社を通じて、SAKURA(PT.SAKURA SYSTEM SOLUTIONS)社の株式51%を、アジアクエスト株式会社より取得する方式で実施された。SAKURA社は、インドネシアで約20年にわたり現地日系企業向けを中心にITサービスを提供し、高い評価を得ている会社であり、人事給与システム(100社以上への導入実績)、生産管理システム等の業務アプリケーション開発の豊富な経験を有している。

新日鉄住金ソリューションズは今回の体制強化により、今後もインドネシアでの日系企業のシステムニーズに幅広く応えていくことを表明している。

【PT. SAKURA SYSTEM SOLUTIONS(SAKURA)社の概要】
設立:1995年
本社所在地:インドネシア共和国ジャカルタ市
資本金:58億ルピア
社員数:39名
事業内容:ITコンサルティング、業務システム開発、パッケージ開発、運用保守
資本構成:
PT NSSOL SYSTEMS INDONESIA:51.12%
Arif Budhi Suyanto:24.44%
Bertrand Simon Huppe:24.44%

【PT. NSSOL SYSTEMS INDONESIA(NSIDN)社の概要】
本社所在地:インドネシア共和国ジャカルタ市
資本金:50万米国ドル
事業内容 :ITコンサルティング、業務システム開発、運用保守
資本構成:
新日鉄住金ソリューションズ:99.6%
NS Solutions Asia Pacific Pte. Ltd:0.4%

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