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日本郵船株式会社は、インドネシア国営プルタミナ子会社と液化CO₂・LNG輸送・船舶管理会社の協業で覚書を締結したことを発表した。
締結された覚書では、『LCO₂輸送に関する合意』『LNG輸送に関する合意』『船舶管理会社の設立に関する合意』に関して合意した。
『LCO₂輸送に関する合意』では、2022年に締結した戦略的パートナーシップ契約に基づき、プルタミナ社をはじめとする貯留事業者やCO₂排出事業者に対し、インドネシアが関連するLCO₂の越境輸送に関する事業性評価やその他実現性検証を通じた事業機会の創出に向けて協働していくことを合意した。
『LNG輸送に関する合意』では、LNG輸送船の共同保有に向け、本格的な協議を開始することを合意した。日本郵船が40年以上にわたって培ったLNG船の所有・運航管理の経験をもとに、今後LNGのさらなる生産および消費の拡大が見込まれるインドネシアにおけるLNG輸送需要に対し、PIS社と共同で対応することを目指す。
『船舶管理会社の設立に関する合意』では、PIS社と船舶管理会社の共同設立を目指すことを合意した。この取り組みを通じて、PIS社とより強固な関係を構築するとともに、今後増加が見込まれる同国の船舶需要に対応する高度な船舶管理サービスの提供を目指す。