インドネシアの水力発電・防災能力強化を支援、436億円の円借款

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日本政府は、インドネシアにおける水力発電所の建設及び防災分野の能力強化に係る支援などを実施するため、総額436億2,900万円を限度とする円借款『プサンガン水力発電所建設計画(第二期)』『災害に対する強靱化促進・管理プログラム・ローン(第三期)』を実施する。

『プサンガン水力発電所建設計画(第二期)』は、136億2,900万円を限度とする円借款にて実施される。この計画では、アチェ特別州において水力発電所、関連送配電施設等を建設することにより、アチェ・北スマトラ系統の電力需給逼迫の緩和及び供給の安定を図り、もって生活・投資環境の改善を通じたスマトラ島北部の経済発展、及び同州の2004年スマトラ沖地震からの復旧・復興に寄与すると同時に、再生可能エネルギー利用による地球環境負荷軽減にも寄与することが期待される。供与条件は、金利は0.7%(コンサルタント部分は年0.01%。)、償還期間は15年(5年の据置期間を含む)、調達条件はアンタイドとなる。

『災害に対する強靱化促進・管理プログラム・ローン(第三期)』は、300億円を限度とする円借款にて実施される。この計画では、自然災害が頻発するインドネシアにおいて、防災分野の政策・制度の改善を後押しし、同国の災害への対応能力を高めることにより、もって災害に対して強靱な社会・経済の実現に寄与することが期待される。供与条件は、金利は0.5%、償還期間は15年(5年の据置期間を含む)、調達条件はアンタイドとなる。

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