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日本政府が実施していた、インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州マンガライ県における医療機材整備計画に関する引渡し式が開催された。
インドネシアのセントラファエル・チャンチャー病院には、毎年多くの重病患者が治療に訪れていたが、医療機器が整っていないことから、十分な医療サービスを提供できていなかった。そのため、日本政府はインドネシアのサント・ラファエル・チャンチャー病院に対して、患者モニター、除細動器、心電計、 超音波診断装置、酸素濃縮器、医療用空気清浄機、シリンジポンプ、インフュージョンポンプを整備する、草の根・人間の安全保障無償資金協力「東ヌサ・トゥンガラ州マンガライ県における医療機材整備計画」(供与額719万円700円)を実施することを決定していた。
今回は、この支援によって整備された医療機材の引渡し式が実施されることとなった。引渡し式には、日本側から書記官、インドネシア側からセントラファエル・チャンチャー病院マリアヌス・ロナルド・スシロ院長などが出席した。この事業実施により、多くの患者が適切かつ迅速に医療にアクセスできるようになることが期待される。