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日本政府は、令和3年度後期草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として、インドネシアのマトラウル・アンワール・ラワ・セラパン中学校の新校舎を建設する事業の支援を実施する。
インドネシアのラワ・セラパン村のマトラウル・アンワール・ラワ・セラパン中学校は、教室数が不足しているため、異なる学年の生徒が教室を共有しながら授業を行っている。そのため、日本政府はこの問題を解決する支援を実施することを決定した。
この支援は、「ランプン州南ランプン県ラワ・セラパン村における中学校校舎建設計画」として、847万円の無償資金協力により実施される。申請団体名はマトラウル・アンワール・ラワ・セラパン財団、事業地はランプン州南ランプン県チャンディプロ郡ラワ・セラパン村となる。この事業を通じて新校舎が建設され、また机や椅子などの機材も整備することで、生徒が快適に授業を受けることができる環境を整える。
なお、日本政府は同地域に対しての支援としては、平成30年度の草の根・人間の安全保障無償資金協力として、「ランプン州南ランプン県ラワ・セラパン村における小学校整備計画」として、マトラウル・アンワール・ラワ・セラパン小学校の校舎及びトイレを改築し、併せて学校備品を整備することで学習環境向上を図る支援を実施している。