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インドネシアでは経済発展が進むとともに自動車の所有者数が増大している。この自動車の増加に交通インフラの整備が追い付いておらず、都心部などでは交通渋滞が発生しており社会問題となっている。日本政府はこの状況を改善させるため、ジャカルタ市内の渋滞の激しい交差点の一つであるグロラ交差点における渋滞緩和・環境改善計画を支援(供与限度額:99,904ドル)することを、在インドネシア日本国大使館が1月16日に発表した。
インドネシア政府はこの交通渋滞を緩和させるために、水上バスの試験運行や交通規制を実施していたが、根本的な解決には至っていない状況である。日本政府も以前から交通渋滞対策の支援を実施しており、地下鉄建設に資金貸付や交差点改良の技術支援を実施している。
今回の支援は、途上国向けに1998年に導入された「草の根・人間の安全保障無償資金協力(草の根無償)」に基づき審査が行われ選定された支援である。草の根無償とは、途上国において草の根レベルのきめ細かい支援を実施するため、現地において活動しているNGOなどを介して小規模な支援を実施する仕組みである。
具体的な支援内容は、ジャカルタのグロラ交差点を対象として、渋滞緩和を通じた大気汚染、騒音問題といった交差点付近の沿道生活環境の改善のため、官民連携により車線改良や安全地帯、信号機、交通標識の敷設等の交差点改良を行う。
昨年に大統領に就任したジョコ氏は、この渋滞緩和のため交通インフラの整備に力をいれることを明言している。2,000KMの道路の新設を行うなどの施策を打ち出しており、国民からの期待が高まっている状況である。
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