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日本の国土交通省とインドネシア公共事業・国民住宅省は、「日インドネシア有料道路O&M技術会議」を2月10日にオンライン形式で開催した。
この会議は、日本とインドネシアにおける有料道路の運営・維持管理分野の最新の取組みを共有し、官民での両国の道路O&M分野での協力関係の強化を目的としているものである。
日本側の発表は、国土交通省道路局より、日本における知見を踏まえ、有料道路の維持管理技術の向上の重要性について、海外プロジェクト推進課より質の高いインフラ調達について紹介した。西日本高速道路より、日本の高速道路会社の海外における取組み及び、インドネシア有料道路事業に関する協力について紹介した。西日本高速道路より、有料道路における橋梁・トンネルの維持管理技術を紹介した。
インドネシア側の発表は、ジャサマルガ社より、現在進められている、有料道路サービスの向上に向けたデジタル化や最新技術の導入について紹介された。フタマ・カルヤ社より、同社が運営する有料道路における取組みについて紹介された。アストラ・インフラ社より、インドネシアにおける有料道路のデジタル化・近代化について紹介された。
日本の国土交通省では、会議で得られた知見を関係者で共有し、高速道路会社各社と共に、インドネシアの高速道路・運営・維持管理への貢献を通じた日本企業の海外展開を支援していく方針である。