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日本政府は、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている『アビガン』の海外への供与の状況は、インドネシアなどの4カ国にはすでに実施されたことを発表した。
5月15日に実施された茂木外務大臣会見の際に、記者から「アビガンに関して、供給の最新の状況について教えていただけますでしょうか」との旨の質問が行われた。
この質問に対して茂木外務大臣は、「アビガンについては、そこまで数は変わっていないのですが、80か国近くから外交ルートで提供の要請を受けているところであります。今までに3か国、エストニア、オランダ、カザフスタン、これに既に提供いたしまして、昨日は更にインドネシアに対して提供を行い、既に45か国については、具体的供与調整済みという形であります。今までに出た国がインドネシアを含めて4か国、出すための調整が終わっている国が45か国という形であります。本件の供与については、各国から高い関心が寄せられておりまして、先日のエストニアに加えて、昨日のハンガリーの外相会談、また一昨日はタイの外相会談を行ったところでありますが、私からアビガン錠の提供を伝達いたしまして、先方からそれぞれに謝意が述べられたところです」との旨の回答が行われた。