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富士ゼロックス株式会社は、カンボジアの首都プノンペンに直轄の拠点「富士ゼロックス アジアパシフィック カンボジア支店」を開設し10月1日から営業を開始することを発表した。今回の支店設立は、事務機業界では初の直轄拠点となる。
富士ゼロックスの従来のカンボジア展開は、カンボジアの現地代理店を通じて複合機とオフィスプリンターの販売活動を行っていた。カンボジアの現地代理店では日本と異なり、代理店自身による経験やノウハウが少なく、顧客が望むサービスを提供出来ていない場合があった。また、カンボジアでは経済成長が著しく外資系企業の参入が相次いでいるため、今後もカンボジア市場は拡大すると見られていた。
そのため富士ゼロックスでは、グループ会社の富士ゼロックス アジアパシフィックを通じて、現地代理店への営業活動の支援強化を行うためにカンボジア支店を設立することとなった。この支店では、代理店支援のみならず、カンボジアへ進出する日系企業をはじめとした外資企業に向け、プロダクションプリンターの販売およびそれに付随する印刷アプリケーションの検証、業務ワークフローを効率的に管理するソリューションを組み合わせた機器の販売と保守サービスも行う。
富士ゼロックスは、今までの日本およびアジア太平洋地域で事業を実施した結果に得られた経験や知識を生かして、今後もカンボジア地域での成長の実現を目指す事を表明している。