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在カンボジア日本大使館は、カンボジアで自由で公正な選挙が実施されることを支援するため、69,333米ドルの無償資金協力が実施されることを発表した。
この支援を行うため、カンボジア・自由で公正な選挙委員会(コンフレル)のクム・チョーン局長との間で「国民議会議員選挙における選挙監視支援計画」の贈与契約書への署名が実施された。
コンフレルが実施する今回の案件は、カンボジア全国に派遣される選挙監視員10,241名が使用する、選挙監視マニュアル、監視員用のユニフォーム及び必要備品(USB、ボールペン、クリアフォルダー、カードフォルダー/首掛けストラップ)を支援するものとなる。適切な監視活動の知識を得た選挙監視員が、選挙に際して全国規模の機動的監視を行うことにより、自由で公正な選挙の実施につながり、全有権者に裨益するほか、選挙監視員のユニフォーム着用により、より安全な選挙監視が促進され、選挙監視員10,241名に裨益することが期待される。
開催された式典では、日本の大使がスピーチを行い、カンボジアにおける民主主義の実現に向けて、日本がこれまでに行ってきた数々の支援内容について述べるとともに、本事業がカンボジアの自由で公正な選挙の実施に役立つことを願うとの旨を述べた。