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林芳正外務大臣は、カンボジア王国陸軍司令官のフン・マネット氏からの表敬訪問を2月14日に受けた。
林大臣からは、両国関係は強固であり、ミャンマー情勢をはじめとする国際社会の課題に緊密に協力できている、「自由で開かれたインド太平洋」についての支持に感謝し、安全保障分野をはじめとする両国の協力を一層強化したい旨を述べた。また、約130万回分のワクチン供与、合計450億円の円借款の供与といったカンボジアへの新型コロナ関連支援に言及しつつ、日カンボジア関係は力強く発展している旨を述べた。さらに、今年6月の地方選挙及び来年の総選挙が民主的で国民の多様な声を反映した形で実施されるよう、日本も出来る限りの支援をしたい旨を述べた。
フン・マネット陸軍司令官からは、カンボジアの和平、復興、経済発展における日本の貢献に対して謝意表明があり、日本との関係強化に尽力していきたい旨を述べた。
両者は、地域情勢についても意見交換を行い、来年の外交関係樹立70周年、日ASEAN友好協力50周年に向けて、両国の関係を強化すべく協力していくことで一致した。