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日本政府は、カンボジアのモンドルキリ州コッニェーク郡にあるトゥオル保健センター内に産科棟1棟を建設する支援を実施する。
カンボジアのモンドルキリ州トゥオル保健センターでは、産前産後待機室が確保されておらず、妊産婦及び新生児が入院するスペースが不足している状況にあった。そのため、安全な出産及び産前産後ケアの実施が十分に行われていない状況であった。そのため、日本政府は、この問題を解決するための支援を実施することを決定した。
この支援は、モンドルキリ州保健局のブン・スォル局長との間で「モンドルキリ州トゥオル保健センター産科棟建設計画」(供与限度額89,138米ドル)の贈与契約書に署名する形で実施される。この支援が実施されることにより、新たな産科棟が建設されることで、産科棟を利用する年間約100名の妊産婦に適切な医療環境下での出産及び産前産後ケアが可能になることが期待される。