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日本の外務省の招へい事業により来日しているカンボジア若手政治関係者の10名は、河野太郎外務大臣への表敬訪問を24日に実施した。
カンボジアの若手政治関係者の10名は、対日理解促進交流プログラム「JENESYS2019」のASEAN招へい第1陣として、日本の複数政党制民主主義を学ぶために来日している。日本政府では、カンボジアにおいて民主主義が適切に根付くように、継続した支援を実施しており、昨年の12月、今年の3月に引き続いて、支援が実施されていた。10名は7月17日から25日の日程で日本各地を視察しており、この活動の一つとして河野太郎外務大臣への表敬訪問が実施されることとなった。
表敬訪問を受けた河野大臣は、来日した一団がカンボジアの将来と民主主義を作り上げていくことを期待する旨を述べた。また、民主主義には複数政党制の発展や報道の自由が不可欠であり、カンボジアにおいても全ての国民が団結し民主プロセスを推進することで、更に力強くカンボジアが発展することを期待するとの旨を述べた。カンボジアの一団からは、今回の招待とともに今までの日本の支援に対する謝意が述べられ、日本が民主主義分野の支援を続けていくことへの期待が表明された。