カンボジア若手政治関係者が日本の複数政党制民主主義を学ぶため来日

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カンボジアの若手政治関係者が、日本の複数政党制民主主義を学ぶために7月17日から25日までの日程で来日する。

この来日事業は、日本とアジア大洋州の各国・地域との間で人材交流などを実施して日本への理解を深めてもらうことと同時に親日派・知日派を発掘することなどを目的として実施している対日理解促進交流プログラムの「JENESYS2019 ASEAN招へい第1陣」として実施される。今回の事業では、カンボジアの若手政治関係者の10人が訪日する。今回の事業実施団体は株式会社JTBとなる。

一団は17日に来日し、オリエンテーション、有識者による講義、カンボジア和平関係者との面会を行う。18日に衆議院見学、日カンボジア友好議連表敬、最高裁判所見学を行う。19日から21日は山形県に訪問し、現地で川西町選挙管理委員会からの説明、街頭活動、期日前投票、投開票視察などを行う。22日から23日は都内視察などを行い、24日にワークショップと成果報告会を行い、25日に離日する予定である。

河野外務大臣は16日の会見の際に、この事業に関して「カンボジアが民主国家として発展するよう、日本としてもしっかり後押しをしていきたいと思っております。民主主義についての認識を深めていただくと同時に、国の発展のためにこの若いカンボジアの政治関係者がそれぞれ意見交換をし、団結する機会になればと思っております」との旨の見解を示している。

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