このページの所要時間: 約 0分57秒
日本の茂木敏充外務大臣とブルネイ・ダルサラーム国のエルワン第二外務大臣は、日・ブルネイ外相電話会談を9月8日に開催した。
会談では、エルワン大臣からは、ミャンマー情勢について、ASEANの取組に関する最新の状況の共有と今後の特使の活動についての説明が行われた。また、日本からの支援に感謝するとともに、助言を踏まえて特使の活動を行っていきたい旨を述べた。また、日本政府は、ブルネイにおける新型コロナの感染状況を踏まえ、感染症対策支援の一環として、日本の拠出金によるアジア欧州財団(ASEF)の備蓄事業を通じ、医療用N95マスク5万枚をブルネイ側に提供することを伝えた。
茂木大臣からは、エルワン大臣の早期のミャンマー訪問実現を強く期待している旨伝え、「5つのコンセンサス」の具体化や特使の活動を後押しすることにもつながる人道支援について、日本政府の検討状況を説明した。また、エルワン大臣が、国際社会からの特使への大きな期待と特使の任務に伴う多くの困難の間で努力していることに敬意を表し、日本政府として特使の活動を最大限支援していく旨を述べた。