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ブルネイ外務省は、新型コロナウイルス感染対策として、トランジット(乗り継ぎ)を含む24日から全ての外国人の入国禁止を発表した。また、査証取得済でもブルネイ入国は不可となっている。
ブルネイでは、国内で新型コロナウイルスに感染した者を確認した後に、様々な感染対策を実施していたが、感染者が増加する一方であったために、24日からは全ての外国人の入国を禁止することとなった。この決定により、観光・留学・扶養家族査証の発給が停止されるとともに、発給済のこれら査証は効力を失い、これらの査証を取得済でもブルネイへの入国は不可となった。
ブルネイから自国に帰国しようとする外国の長期滞在者は、首相府への出国許可申請となっている。なお、日本人が日本に帰国しようとしても、ロイヤルブルネイ航空が23日から成田とバンダル・スリ・ブガワン間の直行便を運休したことにより、他国を経由しての帰国を行う必要があるが、これらの経由地では日本人の入国が禁止されている場合があるため、非常に帰国が困難な状況となっている。