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日本の外務省は、日本で2016年末時点における有効旅券数が約3,010万冊であり、国民の4人に1人が旅券を所持している事を発表した。
日本政府では、1878年(明治11年)の2月20日に「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、「旅券(パスポート)」という用語が法令上において初めて使用された事を記念して2月20日を旅券の日と定めている。外務省では、この旅券の日にパスポートに関する各種情報を公開しており、今年もパスポートの総数等の情報を発表した。
2016年に発行したパスポートの総数は、前年と比較して15%増加した約389万冊であった。この約389万冊のうち、日本国内で発行されたのは全体の97%にあたる約377万冊となり、海外で発行されたのは3%のみであった。一般の旅行者に対して発給される一般旅券の紛失・盗難件数は、前年と比較して3.7%増加の約3万9,800件となっており、このうち82%が日本国内において発生していた。
2016年末の時点で有効である旅券数は、約3,010万冊となり、これは国民の約4人に1人がパスポートを所持している事になる。パスポートを所持している人の全てが海外に渡航した人とはならないが、パスポートの取得理由が基本的には海外渡航するという事であるため、約4人に1人は海外に渡航したと推定される。
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