中国は南シナ海問題で万里の長城という言葉を使うことに不快感を表明

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中国政府は、フィリピン政府・ベトナム政府などの反対を押し切って南シナ海において埋め立て人工島の建設を進めているが、これらの活動をアメリカメディアでは海における万里の長城(砂の万里の長城)を構築している行為であると批判しているが、中国外務省はこれらの批判は不当なものであり事実に基づかないものであると批判した。

中国外務省の報道官が、2月23日の定例記者会見の際に記者からの質問に答える形で明らかにした。

アメリカ政府からの人工島およびにレーダー建設を即時停止するように要求されていることに関して、どう思うかという記者からの質問に対しては、「中国政府は、南シナ海における航行の自由を他国よりも守るための努力を行っている。アメリカ政府およびに国民の一部の人々は、根拠が無く面白おかしく作られた報道により間違った認識を持っている。航行の自由を守るためには、アメリカ政府の船舶や飛行機がこの地域に入る事は即時停止し、南シナ海における平和と安全を守りたいと本当に思うのであれば、これ以上の発言を行わないことを願う。」との見解を述べた。

アメリカメディアが『万里の長城』というキーワードを使用していることに関して、どう思うかという記者からの質問に対しては、「アメリカメディアには、むやみやたらに『万里の長城』という言葉を使わずに、南シナ海における歴史を十分に確認したうえで正しい報道を行うことを要求する。」との見解を述べた。

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