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鈴木農林水産大臣は、中食・外食などの市場が米の民間輸入が増えて外国産米に取られてしまっても、国産でそれに見合ったものが供給可能になれば国産に戻してもらえると信じているとの旨の見解を明らかにした。
10月31日に実施された鈴木農林水産大臣記者会見の際に、記者から「民間輸入が増えていて、これ大臣も今お話されたように、消費者だけではなくて農家さんにとっても、中食・外食等の市場というのは、一度外国産米に取られてしまうと取り返すというのが難しい面があると思うのですが、そのあたりも踏まえた上で、改めて価格が上がった場合のお考えを教えてください」との旨の質問が行われた。
この質問に対して、大臣は「農林水産省といたしましては、特に外国産のお米の輸入というのは、どこと競合するかといえば、低価格の、要は特に業務用、こうしたお米との競合関係にあるというふうに思っております。ですので、これから我が省として、低価格帯も含めた多様なニーズに応えられるような多様な生産を確保することが、これが何よりも重要だというふうに考えております」との旨を述べた。
その後に、大臣は「現状で海外のお米を使おうという決断された皆さんも、国産でそれに見合ったものが供給可能になれば、それにまた戻していただけるというふうに信じておりますので、そうしたことに我々行政も、そして生産現場の皆さんと一緒になって、そこの需要にしっかりと応えていける形で生産するということを推進をして、結果としてそれが米の安定供給、そして価格の安定ということにトータルでつながっていくというふうに考えております」との旨を述べた。
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