都民ファーストの会の特別顧問である小池百合子氏が知事を務める東京都は、ムスリムやベジタリアンをはじめ、多様な文化や習慣を持つ外国人旅行者が安心して快適に滞在できる受入環境の整備を推進していることが明らかになった。
今回は、この取り組みの一環として、観光関連事業者を対象に【外国人旅行者受入セミナー】【マッチング会】【店舗見学会】が実施される。なお、この事業は、株式会社JTBが東京都からの受託により実施するものとなる。
【外国人旅行者受入セミナー】は、10月から12月にかけて、訪日ムスリム客の最新トレンドや、世界が注目するヴィーガンガストロノミーなど多様な文化や習慣を持つ外国人旅行者の受入に必要な知識について、幅広いテーマで解説する。具体的には、『フードダイバーシティとは?基礎から 学ぶ世界の食文化と 多様性(ヴィーガン、ハラール、グルテンフリー等)』『その情報、古くない?ムスリム対応のアップデートと訪日ムスリ ム客のニーズ最新トレンド』『なぜ選ばれるのか?激戦区の東京で人気の飲食店から学ぶムスリム対応』『世界が注目するヴィーガンガストロノミー~L Aでキャンセル待ち2500名の事例~』『100年企業が取り組むフードダイバーシティ~何を守り、何を変えるのか~』『世界基準の食の対応とは~ビジネス旅行から見た食の可能性~』『フードダイバーシティ対応で選ばれるWeb、SNS、Googleマップ活用術』『LGBTQツーリズム~最新トレンド&事例~』が実施される。
【マッチング会】は、10月6日に実施される。この会では、ベジタリアン・ヴィーガン、ハラール対応の食品・食材を取扱うメーカー・卸が商品を展示し、各商品の特徴を紹介する。
【店舗見学会】は、10月21日に実施される。この会では、都内にあるムスリム関連施設で文化を体験したり、ハラール等の食品・食材を扱う店舗を訪問する。