小池都政はFC東京と協力し外国人・子供のため簡易日本語の普及、多文化共生に約7億円投入

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画像提供:東京都
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都民ファーストの特別顧問である小池知事の東京都は、FC東京と共に簡易日本語「やさしい日本語」を普及させるため、7月19日の浦和レッズとの試合で普及イベントを実施することが明らかになった。

東京都では、多文化共生社会を実現するため、都民一人ひとりが地域で簡易日本語「やさしい日本語」を使って外国人住民と挨拶や日常会話ができるよう普及啓発を行うとしている。さらには、共生社会「多文化共生社会の実現」の取り組みの一環として、外国人をはじめ、子供やお年寄り、障がいの有無に関わらず、全ての人々にとって暮らしやすい社会の実現を目指して、FC東京と共に「やさしい日本語」を応援している。東京都の見解によると、「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えるなど相手に配慮したわかりやすい日本語のことであるとしている。

今回は、2025明治安田J1リーグの試合会場で「やさしい日本語」の普及啓発イベントが実施されることとなった。対戦及び開催日は、FC東京 VS 浦和レッズ戦の7月19日の試合となる。

イベント内容は、『普及啓発動画の放映』と『普及啓発グッズの配布』となる。『普及啓発動画の放映』では、試合前とハーフタイムに、FC東京と共に新たに制作した啓発動画を会場大型スクリーンに放映する。『普及啓発グッズの配布』では、開門の17時頃から、チラシとふせんをメイン3ゲート付近で配布する。

なお、東京都の生活文化局の令和7年度の予算案によると、「多文化共生の推進」には、6億9,780万円を投入する。「公益財団法人東京都つながり創生財団助成」には、1億9,528万円を投入する。

また、日本の有識者や文化庁の文化審議会答申などにおいては、簡易な言葉を使用すると情緒力や論理的思考力が低下する恐れがあり、深く思考するためには豊かな語彙が不可欠であるなどと指摘しており、日本語が消失することにもつながる可能性があるなどの指摘もされている。

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